「
わたしはベーカー街の名探偵でも、安楽椅子に座って編み物をしながら事件を解決する物知りおばあさんでもないわ。ただの
文学少女
よ。」
ど~も

地元の滋賀に最近
アニメイトができたことを、ついさっき知ったティストラです。あ~~あ、もっと早く出来てくれたらよかったのにな~~。全然意味ないです

今回は「
文学少女」の紹介です。
「文学少女」はチョイ前に映画化されたんで知ってる人も多いかと思います。
ちなみに、私が初めて買ったライトノベルです。受験期に受験終わったら何を買うかの計画をせっせと立ててたんですが、ライトノベルはとりあえずネットで好評の「文学少女」を買うことにしました。なんといっても、ウィキペディアの文章に魅かれてしまいました

「
そして彼の物語が読み解かれ過去から解放されたとき、彼は遠子を裏切り遠子もまた彼を裏切る。千愛、一詩、流人、麻貴、ななせ、そして心葉……。あたたかく、甘く、優しい文学少女の手によってすべての物語が読み解かれ終えたとき。読み手であった文学少女・天野遠子の物語が綴られる。彼女の物語を読み解いていくにつれ心葉達の運命もまた、少しずつ動き出すのであった……。」(ウィキペディア)
この文章を読んだとたん、「
これDA
」と思いました。つくづく単純な奴ですね。でも、この私の第六感は外れてなかったです。ホントにこれを買ってよかったな~と思ってます。
では、紹介に入ります。
「
文学少女」は野村美月さんによるライトノベルで、本編が8巻、外伝が3巻、短編が3巻出ています。
とりあえず、キーパーソンである2人の紹介をします。
・
天野遠子文学部部長で、自称、
文学少女。文学が食べちゃうくらい大好きな少女です。そう、食べちゃうんですよ、物語を。本をムシャムシャ食べるんです。普通の食べ物も食べれますが、何の味も感じないそうです。心葉の先輩で、心葉になんども妖怪呼ばわりされるが、そのたびに、「文学少女」だと否定しています。毎回起こる事件を、文学少女として想像して解決に導きます。
さて、心葉との恋の行方は・・・・。お楽しみに

・
井上心葉(このは)
今作の主人公で、文学部の部員。遠子の後輩にあたります。中学の時に、
井上ミウっていうペンネームである小説を応募したところ大ベストセラーとなりました。しかし、この小説がきっかけで当時好きだった朝倉美羽が屋上から飛び降りることに・・・・。なぜ、美羽は飛び降りたのか

最後に心葉に放った「
コノハには、きっと、わからないだろうね。」の真意とは

この辺りが、文学少女全八巻の中盤の核となっています。

内容は、次々と起こる事件を上の2人を中心に解決していくって感じです。人間のピュアな心情やどす黒い心情が良く描かれていて、ドキドキします

毎巻、読み終わった後は心が静まりません。感激すしぎて何もする気が起きません。10分ぐらい呆けてしまいますよ。
っていうかライトノベル、軽い小説なんかじゃないです。完成度高すぎです。そんじょそこらの小説にも負けないライトノベルですよ。
そして、「
文学少女」の最大の特徴は・・・・
各巻、実在の文学小説が題材となっており、その小説をなぞるかのように物語が展開していたり、その小説がキーになっていたりします。どの巻でも、その小説が強い影響力を持っています。
ふぉーいぐざんぷる、一巻の「
文学少女と死にたがりの道化」ではかの有名な「人間失格」が題材となっています。「
恥の多い生涯を送ってきました」という文章から始まりますよ。他の巻では、「
銀河鉄道の夜」や「
オペラ座の怪人」などが題材になっています。
一巻を読んだときは、それなりに感激。二巻の「
文学少女と飢え渇く幽霊」で衝撃を受けました。私の一番のお気に入りです。黒くて、悲しくて、そして綺麗な物語です。この巻で心を奪われてしまいました。完全に「文学少女」ファンになってしまいました

一気に本編八巻全部読みました。どれも、良かったんですが、やっぱり一番は二巻の「文学少女と飢え渇く幽霊」です。
さて、紹介はこんなもんです。
最近、映画化されましたが、一番近くでも大阪でしか上映されていなかったので、見てません。
アニメ化されてほしいと切に願っています。文学作品もいっぱいでてきますし、エロ要素皆無ですし、NHK(日本ひきこもり協会じゃないですよ

)にピッタリなんじゃないの


って勝手に思っています。
では、「
文学少女」のアニメ化を神社で願ってきます。
スポンサーサイト